高知県で着物を売るならどこがいい？おすすめの着物買取店11社を紹介！

2021年7月30日

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この記事では出張買取や宅配買取といった方法で、高知県全域に対応している着物買取業者を紹介していきます。

気軽に利用できる持込買取を選ぶ人もいると思うので、持込買取に対応しているところも紹介しています。

しかし、高知県には持込できるところはとても少ないうえに、着物専門に買取しているわけではないので、着物の価値に関係なく買い取られてしまうことも…

着物は古くても価値の高いものもあり、高額になることもあるので、きちんと着物の価値を見極められるところで売りたいですよね。

このペ-ジで紹介している、高知県全域に対応している買取業者は、専門の査定士が査定を行い、着物の価値をきちんと判断してくれる、高額買取も可能な業者を厳選しているので、買取業者を選ぶときの参考にしてください。

高知県の着物買取店は？

この章で紹介する5社は、出張買取・宅配買取といった方法で、高知県全域に対応している買取業者を紹介しています。

少しでも高く売りたい、持込できるところが近くにないという人におすすめです。

全国展開しているおすすめの着物買取業者

着物買取対象エリア情報

地域に根ざした着物買取店はここ！持込買取もできる買取店

ここで紹介するのは高知県に店舗があり・持込買取に対応している買取店です。

高知県は、持込買取に対応しているところがいくつかありますが、高松市に集中していて、着物を専門にしているところも少ないです。

それでも、持ち込みで買取してもらいたいという人もいると思うので、持込買取しているところをピックアップしてみたので参考にしてください。

高知県の代表的な織物＆伝統的工芸品

高知県には、染織品はあまりありませんが、日本が誇る伝統工芸品がいくつかあり、着物にまつわるものも作られています。

もしかすると、処分しようと思っている着物や帯・小物の中に、高知県の工芸品の着物や伝統工芸品が混ざっているかもしれません。

この章では、高知県にどんな織物や伝統的工芸品があるのかを紹介しているので、参考にしてください。

土佐綿紬

引用元：http://kurashinogakk.jugem.jp/

土佐綿紬(とさめんつむぎ)とは、香南市香我美町周辺で生産されている、木綿の紬織物のこと。

大正時代初期頃から、染めた木綿糸を付近の農家の人が織り、その布地で作られた衣類や小物を集めて販売したのが始まりといわれています。

香我美町周辺は、文化年間(1804～1818年)頃から、土佐藩の奨励によって綿花の栽培が盛んに行われていて、赤岡縞・岸本縞と呼ばれる、木綿の織物が織られていたのですが、その織物が基となっているようです。

紬織といえば絹が一般的ですが、土佐綿紬は木綿糸を使用しているのが特徴で、やさしい縞柄(しまがら)の素朴な肌ざわりの織物で、普段着や野良着として着られていました。

土佐綿紬は、1度は高知県の伝統的工芸品に指定されましたが、後継者不足と原料の入手が難しくなったことから、1軒あった織工場が閉鎖され作られなくなり、2013年に指定からも外されてしまったのです。

現在は、ネクタイやコ-スタ-・スカ-トなどが販売されていますが、新しい反物は在庫で残っているもののみで、幻の織物といわれています。

土佐珊瑚

引用元：http://welcome-kochi.jp

土佐珊瑚(とささんご)とは、室戸沖や足摺岬沖で採取された珊瑚のこと。

装飾品として人気の高い珊瑚は、海藻と思っている人も多いと思いますが、珊瑚虫という動物のことで、およそ2000年前にイタリアの地中海沖で発見されたのが最初です。

日本で珊瑚が発見されたのは、1812年(文化9年)に、高知県月灘沖(現・大月町)で漁師がたまたまサンゴを引き上げたのが、国産の珊瑚の始まりといわれています。

以降、土佐沖では盛んに珊瑚の採取漁が行われていましたが、土佐藩が江戸幕府への強制献上品に指定されるのを恐れ、1838年(天保9年)に、珊瑚の採取・所持・販売を禁止したため、市場に出回ることはありませんでした。

当時は、珊瑚の噂をすることも禁じられていたんだとか…

その後、明治に入り廃藩置県によって、サンゴの採取が自由化され、土佐湾では宝石珊瑚といわれる高品質の珊瑚が防府に採取でき、優れた加工技術が伝承されてきたこともあり、国内の珊瑚業者のおよそ8割が集積する、珊瑚産業の中心地となっていきました。

まあた、土佐の珊瑚は『血赤珊瑚』が有名ですが、別名「トサ」とも呼ばれ、見事な原木を求めて、宝石珊瑚の本場であるイタリアからバイヤ-が買い付けに来るほど、世界からも注目を浴び、今では世界の珊瑚産業の中心地となっているほどです。

土佐珊瑚は、宝石珊瑚として、高知県の伝統的工芸品に指定されています。

土佐和紙

引用元：https://www.kochinews.co.jp/

土佐和紙とは、南国市・土佐市周辺で作られている、手漉きの和紙のこと。

土佐和紙の歴史は古く、平安時代に記された「延喜式(えんぎしき)」に、献上品として土佐和紙が記されていることから、およそ千余年前のから作られていたと考えられています。

自然豊かで日本有数の楮(こうぞ)の産地ということもあり、和紙作りは盛んに行われ、江戸時代には「土佐七色紙」が、徳川幕府に献上され、明治時代中期には、全国一の生産規模になり、伝統が受け継がれているのです。

土佐和紙のなかでも「土佐典具帖紙(てんぐじょうし)」は、世界で一番薄い和紙として知られていて、カゲロウの羽とも呼ばれています。

その土佐典具帖紙は、ボストン美術館所蔵の浮世絵や書籍の修復・システィ-ナ礼拝堂のミケランジェロが描いた大壁画の修復など、世界の美術品や文化財の修復の材料としても使われているのです。

土佐和紙で帯や和紙タオルなども制作され、伝統を受け継ぎつつ新しい物も作られています。

土佐和紙は、福井県の越前和紙と岐阜県の美濃和紙と並ぶ、和紙の三大産地となり、1976年(昭和51年)には、経済産業大臣が認定する、国の伝統的工芸品に指定されました。

着ない着物は売って必要なときはレンタル！

着物の買取先を探している人のなかには「着物の保管が大変だから売るけれど・着物は好きだから必要な時にはレンタルしたいな」という人もいますよね。

そんな人のために・高知県のレンタルショップも調べてみたので・レンタルしているところを探す時の参考にしてください。

高知県で着物のレンタルができるおすすめショップ

自分で着れると着物ライフが楽しくなる

着物を自分で着れるようになりたいという人のために、着付を習えるところを調べてみたので、着付け教室を探す時の参考にしてください。

高知県で着付けを習えるところ

まとめ

高知県は、持込買取に対応しているお店が少なく、着物専門に買取しているところはほとんどありません。

持込買取は目の前で査定してもらえるので、査定士の顔が見えるという点で、安心感があるかもしれませんが、着物は古くても価値の高いものもあり、処分しようと思っている着物が、実はとても希少な織物だということもあります。

きちんと判断できるところに依頼しないと、損をするだけでなく、後悔することにも…

専門の査定士がいる着物買取店であれば、高額なものをきちんと判断できますし、査定額が低いとしてもその理由をきちんと説明してもらえます。

もちろん、思いがけない高額査定がでることもあるので、せっかくなら安心できる着物買取業者に申し込むようにしてください。