茨城県で着物を売るならどこがいい？おすすめの着物買取店16社を紹介！

2021年5月27日

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茨城県は、日本最古の絹織物といわれている、三大紬の1つ「結城紬」の産地ということもあり、着物には馴染みの深いところで、結城紬を持っているという人もいると思います。

結城紬は、世界的にも評価が高く、高額も期待できる織物なので、安く買い叩かれたくはないですよね。

このページでは、茨城県で安心して利用でき、高額買取も可能な買取業者を紹介しています。

着物は買取してもらうところによって、買取価格が大きく違ってくるので、着物を売るときの買取店選びの参考にしてください。

茨城県で安心して任せられる着物買取店は？

この章で紹介する5社は、出張買取・宅配買取といった方法で、茨城県全域に対応している買取業者を紹介しています。

近くに持込できるところがない、少しでも高く売りたいという人におすすめです。

全国展開しているおすすめの着物買取業者

着物買取対象エリア情報

地域に根ざした着物買取店はここ！持込買取もできる買取店

ここで紹介するのは茨城県に店舗があり、持込買取に対応している買取店です。

茨城県で持込買取に対応しているのは、着物専門店もいくつかありますが、多くが質屋や買取専門店です。

質屋や買取専門店では、着物を専門に買取しているわけではないうえに、シミや汚れの少ないすぐに着れる状態のものでないと買取してもらうのは難しいようです。

持込買取しているところも気になる人は、参考にしてください。

茨城県の代表的な織物＆伝統的工芸品

茨城県を代表する織物や伝統的工芸品を紹介しています。

茨城県の織物は、高額買取してもらえるものもあるので、処分しようと思っていた着物が、実は希少価値の高いものだったということも。

代々受け継がれてきた着物のなかには、茨城県を代表する織物もあるかもしれないので、参考に読んでみてください。

結城紬

引用元：http://m-yanagihara.cocolog-nifty.com/

結城紬とは、茨城県の結城市と栃木県の小山市（おやまし）で、奈良時代から献上品として納められた日本最古の絹織物といわれている、高級絹織物のこと。

結城紬の起源となる「長幡部絁（ながはたべのあしぎぬ）」が織られたのは、およそ2000年も昔といわれていて、絁（あしぎぬ）とは、元々、悪しき絹のことで、当時は手で紡ぎだした太い糸で織られていました。

長幡部絁は、平安中期に「常陸絁(ひたちあしぎぬ)」、鎌倉時代には「常陸紬」と呼ばれるようになり、江戸時代には、結城家から献上されていた織物ということもあり、結城家の名前をそのままつけ「結城紬」と呼ばれるようになったのです。

元々、手紡ぎの太い糸で織られていましたが、絣模様が緻密になっていくにつれ細い糸が必要となり、細い糸が紡がれるようになったことで、軽くて柔らかい織物になり、高級絹織物とまでいわれるようになりました。

結城紬は、改良を重ね上質な絹織物になりましたが、絁（あいぎぬ）とよばれていた頃から変わらぬ技法が受け継がれ、1956年（昭和31年）に、国の重要無形文化財に指定され、2010年（平成22年）には、ユネスコ無形文化遺産に登録されている織物です。

※結城紬について詳しく知りたい人は、『結城紬は種類によって買取額の桁が変わる？高く売るコツと買取相場を解説』で結城紬を紹介しているので、参考にしてください。

結城縮

引用元：http://blog.livedoor.jp/

結城縮とは、結城紬の技法の1つで、平織りではなく、緯糸（よこいと）に強い撚りをかけた糸を織り込み、織上がり後に湯もみをして縮ませ、シボと呼ばれるシワをよせた生地のこと。

結城紬が国の重要無形文化財に指定されるまでは、縮の生産量のほうが多く、全体の90％ほどを締めていました。

ところが、重要無形文化財に指定されたのは、平織りの結城紬だったため、生産が縮小され、一時は1％を切るほどまでに生産量が落ち込んだのです。

しかし、近年になり、縮の着心地の良さが見直され、生産量が少し回復し、3％ほどになりました。

とはいえ、結城縮と比べると、まだまだ少ないので、希少な織物といえます。

石下紬

引用元：http://www.okujun.co.jp/hataori/

石下紬とは、茨城県の常総市（旧・石下町）周辺で、結城郡織物協同組合の組合員によって生産されている結城紬のことで、石下紬・石下結城紬ともよばれている織物のこと。

石下結城紬も結城紬には違いないのですが、重要無形文化財に指定されている、本場結城紬とは技法が違うため、区別されているのです。

本場結城紬と石下結城紬の違いは、本場結城紬が経糸（たていと）と緯糸共に真綿の手紡ぎ糸を使うのに対し、石下結城紬は本場結城紬の機屋（はたや）が厳選した真綿から動力を使って引き出した糸と、経糸に細い生糸を使っています。

また、本場結城紬が手織りなのに対し、石下結城紬は動力織機を使用して織られているので、本場結城紬とは風合いが違いますが、品質は本場結城紬にひけを取らない上質なものです。

作業効率の効率化をはかり織られるようになった石下紬は、大量生産できるようになったことで、本場結城紬よりも手頃感のある結城紬として人気があります。

ただし、買取してもらう際は、状態が同じであれば、本場結城紬よりも買取価格は低くなることが多いようです。

谷和原木綿

引用元：http://www.okujun.co.jp/hataori/

谷和原木綿（やわらもめん）とは、茨城県筑波郡谷和原村で織られる、正藍染の縞（しま）木綿のこと。

元々は、紺無地の織物で、藍の匂いと成分が虫除けと化膿止めに有効ということから、野良着として織られ、着られていたものです。

谷和原村地域では、綿の栽培が盛んだったこともあり、各農家が自作した綿花を紡ぎ糸にし、紺屋（こうや）に藍染を依頼していました。

そのため、江戸末期には、150軒に1軒は紺屋というほど、盛んに作られていたのです。

しかし、農家の人の衣服の変化により、次第に藍染の依頼が減っていき、たくさんの紺屋が廃業にと追い込まれ、谷和原木綿も数を減らしていきました。

現在は、元々、谷和原の紺屋だった、現・北島正藍研究所によって、現代感覚で着られる、モダンなデザインの着物が作られるようになり、藍染愛好者から人気があります。

笠間焼

引用元：https://kougeihin.jp/

笠間焼とは、安永年間（1772～1781年・江戸時代中期）の頃に、日本六古窯の1つに数えられる、滋賀県の信楽焼の陶芸技法が、箱田村（現・笠間市箱田）に伝わり、作られるようになった焼物のこと。

信楽の陶工・長右衛門の指導を受けた、箱田村の久野半右衛門が窯を開き、焼き始めたのがはじまりです。

笠間焼の特徴は、格式張った形式やしきたりがほとんど無く、自由な気風の焼物ということ。

そのため、笠間焼の原料となる陶土には、鉄分が含まれているため、そのまま焼くと赤黒い陶器になるのですが、絵付けや白土を水で溶かした物で飾りを施すなどをし、さまざまな、表情のある作品が生み出されてきたのです。

笠間焼は、1992年（平成4年）に、経済産業大臣の認定する国の伝統的工芸品に指定され、代々受け継がれてきた伝統と歴史がありながらも、個性あふれる作品が新たにどんどん生み出され、若い陶芸家も数多く活躍しています。

着ない着物は売って必要なときはレンタル！

着物の買取先を探している人のなかには「着物の保管が大変だから売るけれど、着物は好きだから必要な時にはレンタルしたいな」という人もいますよね。

そんな人のために、茨城県のレンタルショップも調べてみたので、レンタルしているところを探す時の参考にしてください。

茨城県で着物のレンタルができるおすすめショップ

自分で着れると着物ライフが楽しくなる

着物を自分で着れるようになりたいという人のために、着付を習えるところを調べてみたので、着付け教室を探す時の参考にしてください。

茨城県で着付けを習えるところ

まとめ

茨城県には、着物を専門に持込買取に対応しているところがいくつかありますが、家から近くないという人もいますよね。

たとえ近くても、着物は意外と重いので、持ち運ぶのも大変です。

このページの最初に紹介している、茨城県全域に対応している買取業者は、出張買取・宅配買取といった方法で買取をしている業者なので、家に居ながらにして着物を売ることができるので便利です。

さらに、専門の査定士が査定を行うので、着物の価値をしっかり見極めて買い取ってもらえます。

そんな買取業者を上手に利用して、大事にしてきた着物を少しでも高く売れるといいですね。