熊本県でおすすめの着物買取店まとめ！出張買取や宅配買取は可能？

2022年1月5日

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熊本といえば、現在では希少価値が非常に高い肥後絣（ひごがすり）、隠れキリシタンが多かった天草で作られた天草更紗（あまくささらさ）などが有名です。

しかし、熊本在住の方で着物を売る場合は、リサイクルショップに売っている方が多いということ…しかも、ほとんどお金になっていないと聞きました。

リサイクルショップには専門の査定員がいないため、例え高価な着物だとしても満足できる査定は見込めませんし、下手すると重量（グラム〇円）といった感じで買い叩かれる可能性さえあります。

例え着なくなった着物だとしても、思い入れがあったり、実は高価なものだったりする場合もあるので、せめて専門の査定員に見てほしいところです。

そこでこの記事では、熊本県で着物の買取を検討している方向けに、着物の買取店をまとめて紹介していきます。

熊本でおすすめの着物買取店

熊本で着物を売ろうと検討している場合、もっとも手軽で簡単なのは全国展開している着物買取業者に出張買取をお願いすることです。

専用のフォームから申し込みも可能ですし、電話1本でも受け付けてくれるので、手間を取りたくない方は参考にしてください。

熊本で出張買取・宅配買取可能な着物買取店

熊本県内にお住まいの方で、着物の出張買取を希望している方は以下の着物買取店がおすすめです。

どれも専門の査定員が派遣されてきますし、女性の方であれば女性の査定員を希望することもできますので、1人暮らしの方でも安心して申し込みができます。

持込買取を行っている地元の着物店

ここで紹介するのは熊本県に店舗があり・持込買取に対応している買取店です。

持込買取に対応しているところはいくつかありますが、着物を専門にしているところはほとんどなく、熊本市に集中しています。

そのため、住んでいる近くには持ち込みできるところがないという人もいるかもしれません。

もし、遠くて持ち込むのが無理だと言う方は、上で紹介した買取店か宅配買取可能な店舗に査定を出すようにしてください。

着物買取対象地域

熊本県の代表的な織物・伝統的工芸品

熊本県は、古くから織物が盛んな地域で、伝統工芸品もいくつかあり、着物にまつわるものも多く作られてきています。

もしかすると、処分しようと思っている着物や帯・小物の中に、熊本県の工芸品の着物や伝統工芸品が混ざっているかもしれません。

この章では、熊本県にどんな織物や伝統的工芸品があるのかを紹介しているので、参考にしてください。

天草更紗（あまくささらさ）

引用元：https://oumonhagebudai.ti-da.net/

天草更紗（あまくささらさ）は、更紗という、南蛮船で伝わってきたといわれる模様布の一種のこと。

更紗は、安土桃山時代にヨーロッパや中近東・インドなどから、長崎の出島を通じて西洋人によって伝えられたといわれるものです。

天草更紗は江戸時代に入り、西洋人によって伝えられた更紗を真似て、技術を身につけた天草の職人によって制作されるようになりました。

日本に昔から伝わる模様とは違い、象や小鳥・人など西洋の柄がカラフルに描かれた布は、布団や着物などが作られ、庶民に愛される布となっていったのです。

しかし、後継者がなく一時は途絶えてしまい、現存する資料がほとんどなかったことから、天草更紗は本当はなかったという説もあがりました。

時を経て、本渡（現・天草市）の中村初義が中村染工場を開業し、本格的に復興に取り組み、大正11年（1922年）の天草共進会に初めて更紗を出品、昭和8年（1933年）の熊本工芸展で完全復興を果たしたのです。

その後、昭和39年（1964年）には、熊本県の重要文化財にも指定されたのですが、中村染工場が閉鎖に追い込まれ、昭和40年代なかばに、またも天草更紗は途絶えてしまいます。

平成に入り、当時の天草市市長と文化協会会長が、染色家の中村いすず氏に復興を依頼し、天草更紗を再びよみがえらせる取り組みがされました。

中村いすずは、残っている資料が少ないだけでなく、指導者もいないなか研究を重ね、オリジナルの技やデザインを加えながら、2002年（平成14年）に「平成の天草更紗」として復興させ、現在も小銭入れやテーブルクロス・コースターなどが制作されています。

肥後絣（ひごがすり）

引用元：https://red.ap.teacup.com/kofuannte-ku321/

肥後絣（ひごがすり）は、熊本市近郊の農村一帯で自家用として織られていた、木綿の絣織物のこと。江戸中期頃から織られはじめたといわれており、肥後木綿とも呼ばれています。

久留米絣の影響を受け、純綿糸の藍染で丈夫で素朴な縞模様が特徴の織物です。

大正・昭和初期にかけて盛んに織られていましたが、第2次世界大戦が始まったことによって、原糸不足となり生産が減少しました。

さらに昭和28年（1953年）の水害により、決定的な打撃を受け、ほとんどの織工場が廃業に追い込まれたのです。

宮崎染織だけが生産を続けていたのですが、現在は生産されていないので、とても希少で幻の織物といわれています。

熊本で着物レンタルが可能な店舗一覧

着物の買取先を探している人のなかには「着物の保管が大変だから売るけれど・着物は好きだから必要な時にはレンタルしたいな」という人もいるはずです。

または成人式の振袖をレンタルしたいけど、予約が一杯で難しいなんてことはザラにあります。

そんな人のために・熊本県のレンタルショップも調べてみたので・レンタルしているところを探す時の参考にしてください。

熊本県内で着物レンタルができる店舗

熊本県内の着付け教室一覧

着物を自分で着れるようになりたいという人のために、着付を習えるところを調べてみたので、着付け教室を探す時の参考にしてください。

熊本県の着物買取店まとめ

熊本県には、持込買取に対応しているお店がいくつかありますが、着物専門に買取しているところはほとんどありません。

そのため、処分してしまった人やタダ同然でリサイクルショップに売った人もいるはずです。

この記事で紹介した着物買取店であれば、少しでも高く買い取ってくれる可能性があるので、あきらめずに1度申し込んでみてください。専門の査定士が査定するので、納得する金額が出る可能性は高いと思います。