長野県で着物を売るならどこがいい？おすすめの着物買取店18社を紹介！

2021年6月4日

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長野県には着物を持込買取してもらえる店舗がいくつかあるので、このページで紹介していきたいと思います。

しかし、なかには「家の近くにない」「量が多いから運ぶのが大変」という人もいますよね。

そこでこの記事では、持込買取に対応しているところはもちろん、出張買取や宅配買取といった方法で、長野県全域に対応している会社も紹介したいと思います。

高額買取も可能な、安心して任せられる会社を厳選して紹介しているので、着物の売り先を探す時の参考にしてください。

長野県の着物買取店は？

この章で紹介する5社は出張買取・宅配買取といった方法で、長野県全域に対応している買取業者を紹介しています。

少しでも高く売りたい、持込できるところが近くにないという人におすすめです。

全国展開しているおすすめの着物買取業者

着物買取対象エリア情報

地域に根ざした着物買取店はここ！持込買取もできる買取店

ここで紹介するのは長野県に店舗があり・持込買取に対応している買取店です。

長野県には、着物の持込買取に対応しているところはとても少なく、着物を専門にしているところも少ないので、買取価格は期待できないかもしれません。

それでも、家の近くで持ち込めるところを探す人もいると思うので、持込買取しているところをピックアップして紹介しているので参考にしてください。

長野県の代表的な織物＆伝統的工芸品

長野県は、古くから織物に馴染みのある地域です。

もしかすると、処分しようと思っている着物や帯の中に、長野県の工芸品の着物も混ざっているかもしれません。

この章では、長野県にどんな織物や伝統的工芸品があるのかを紹介しているので、参考にしてください。

信州紬

引用元：http://www13.ueda.ne.jp/

信州紬とは、長野県全域で生産されている、絹織物の総称です。

信州紬の歴史は古く、奈良時代に織られていた「絁(あしぎぬ)」が起源といわれています。

信州全域で作られるようになったのは、江戸時代の初期に、信州の各藩が競って制作するようになったからです。

製作にともない、養蚕が盛んになり、松本・上田・飯田・伊那地域などで発達し、それぞれの地域ごとに独自性をもって作られるようになったため、地域ごとに異なる呼び名でよばれています。

信州紬は、1975年(昭和50年)に、経済産業大臣の認定する、国の伝統的工芸品に指定されています。

信州紬は長野県の絹織物の総称のため、伝統的工芸品の信州紬とは、松本紬や上田紬・飯田紬・伊那紬などの織物を、伝統的工芸品の要件で織ったもののことです。

上田紬

引用元：http://ueda-tsumugi.com/

上田紬とは、信州紬の1つで、上田地方で織られている紬織物のこと。

縞柄のものが多く、上田縞ともよばれていますが、格子柄のものも同じくらい織られていて人気があります。

上田紬の特徴は、手触りが良く軽くて丈夫なこと。

江戸中期には、京都や江戸の多くの人々に愛用され、井原西鶴の浮世草子「日本永代蔵」にも、上田紬が載っていることからも、当時の人気がうかがえます。

上田紬は、日本三大紬の１つともいわれ、江戸時代から受け継がれている、シンプルで飽きのこないデザインで、今でも人気がある織物です。

飯田紬

引用元：http://shop.k-daikokuya.jp/

飯田紬とは、信州紬の1つで、飯田地方で織られる、素朴な紬織物のこと。

元々、飯田地方で、自家用として織られていたのが、飯田紬の始まりです。

江戸時代の文化13年(1816年)に、喬木村(たかぎむら)富田の筒井サキノが、玉繭から手引きした糸で織った薄絹が、富田絹として商品化され、京都で紅梅に染められて人気を集めました。

飯田紬は、「飯田格子」とよばれる格子柄が主流で、打ち込みが強く質感がシャキッとしていて丈夫なのですが、やわらかくあたたかな風合が特徴です。

松本紬

引用元：http://www.m-kouiki.or.jp/

松本紬とは、信州紬の1つで、経糸(たていと)に生糸・緯糸(よこいと)に真綿から紡いだ糸を使った、紬織物のこと。

信州紬の中でも、独自に発展してきた紬で、絹織物のダイヤと評される、深い光沢と軽いけれど丈夫なのが特徴の織物です。

松本紬のなかでも、野外でクヌギ・ナラの葉を食べて、緑色の繭を作る山繭または天蚕(てんさん・地元ではやまこ)といわれる繭から紡ぐ糸はとても希少で、その糸で織られる松本紬は生産量が少なく、高額で取引されることもある織物です。

伊那紬

引用元：https://search.rakuten.co.jp/

伊那紬とは、信州紬の1つで、伊那地方で織られている手織りの紬織物のこと。

諏訪湖から天竜川に流れる豊かな水によって、養蚕が盛んな伊那地方で織られる伊那紬は、良質な生糸や通常の繭より大きい玉繭から紡ぐ玉糸・真綿から紡ぐ糸など、さまざまな種類の糸を組み合わせて織られるのが特徴です。

主な染料は6種類で、伊那谷で採れる樹木や植物(りんご・やまざくら・いちい・矢車玉など)が使われています。

丈夫でありながら、なめらかな風合いが特徴で、天然由来の優しい色味は、飽きがこず幅広い年齢の人から人気があります。

しかし、現在、伊那紬を制作しているのは、駒ヶ根市の久保田染織工業株式会社だけで、大量生産しているわけではないので、生産数が少なく、とても希少な織物となっています。

信州手描友禅

引用元：https://hureai-kusaki.jimdo.com/

信州手描友禅とは、天然染料を使った草木染の友禅のこと。

信州手描友禅は、お万の方様の輿入りとともに染物師や絵師が同行させ、京より有名な絵師も招き、着物に手描模様を描かせたのがはじまりです。

400年ほど前の信州の松代藩は、酒井家や松平家などの諸大名が築いた城下町で、武家の往来が多いこともあり、豊かな庶民文化が生まれたところで、鍛冶屋・彫物・染物・織物なども早くから発達していました。

さらに、江戸初期の城主・真田信幸公の時代に、江戸との文化交流も盛んになったこともあり、発展していったのです。

絵画的技法と表現方法を受け継ぎ、草や木の樹皮などを煮出して作る天然染料で描かれる信州手描友禅は、長野県の伝統的工芸品に指定されています。

木曽漆器

引用元：http://www.kisoji.com/

木曽漆器(きそしっき)とは、旧木曽郡櫛川村である長野県塩尻市とその周辺で作られている漆器のこと。

木曽漆器のはじまりは、17世紀初頭の江戸時代で、豊富な木曽のヒノキを使った木地作りが盛んな土地柄だったということもあり発達し、中山道を通る旅人の土産物として人気となりました。

木曽漆器は天然漆を使っていて、長く使えば使うほど、ぬくもりのある艶が増し、堅牢(かたくて丈夫なこと)さも増すのが特徴。

堅牢なとなるのは、明治時代初期に地元で発見された、下地作りに欠かせない「錆土粘土(さびつちねんど)」によるもので、他の地方で作られる漆器よりも堅牢な漆器が作られるようになりました。

木曽漆器は、1975年(昭和50年)に、経済産業大臣の認定する、国の伝統的工芸品に指定されています。

着ない着物は売って必要なときはレンタル！

着物の買取先を探している人のなかには「着物の保管が大変だから売るけれど・着物は好きだから必要な時にはレンタルしたいな」という人もいますよね。

そんな人のために・長野県のレンタルショップも調べてみたので・レンタルしているところを探す時の参考にしてください。

長野県で着物のレンタルができるおすすめショップ

自分で着れると着物ライフが楽しくなる

着物を自分で着れるようになりたいという人のために、着付を習えるところを調べてみたので、着付け教室を探す時の参考にしてください。

長野県で着付けを習えるところ

まとめ

長野県には持込買取に対応しているお店がとても少なく、着物専門に買取しているわけではないので、買取価格が低くなることも。

そんな長野県の人には、このページの最初に紹介している、長野県全域に対応している買取専門業者を上手に利用することをおすすめします。

着物は古くても価値の高いものもあり、処分しようと思っている着物が、実はとても希少な織物だということもあるので、きちんと判断できるところに依頼したいものです。