奈良県で着物を売るならどこがいい？おすすめの着物買取店22社を紹介！

2021年7月24日

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「古いから価値がない」「古いから買取してもらえない」と、思っている人もいますよね。

でも、着物は古くても、とても価値の高いものもあり、売るところによっては高額になることもあるので、価値の判断できないところで売ると損をすることもt…

そこでこの記事では、高額買取も可能な買取業者を含め、持込買取はもちろん、出張買取・宅配買取といった方法で奈良県全域に対応している買取業者を紹介していきたいと思います。

着物は、買取業者によって大きく買取価格が変わることもあります。

売ってから後悔しないためにも、買取業者を選ぶ時の参考にしてください。

奈良県の着物買取店は？

この章で紹介する5社は、出張買取・宅配買取といった方法で、奈良県全域に対応している買取業者を紹介しています。

少しでも高く売りたい、持込できるところが近くにないという人におすすめです。

全国展開しているおすすめの着物買取業者

着物買取対象エリア情報

地域に根ざした着物買取店はここ！持込買取もできる買取店

ここで紹介するのは奈良県に店舗があり・持込買取に対応している買取店です。

奈良県は、持込買取に対応しているところがいくつかありますが、あまり多くなく、着物を専門にしているところは少ないです。

また、持ち込めるところが、奈良県全域にあるわけではないので、住んでいる場所によっては、持ち込むには遠いということも…

それでも、持ち込みで買取してもらいたいという人もいると思うので、持込買取しているところをピックアップしてみたので参考にしてください。

奈良県の代表的な織物＆伝統的工芸品

奈良県は、歴史が古いこともあり、古くから染織品に馴染みのある地域で、多くの有名な染物や織物がある地域です。

もしかすると、処分しようと思っている着物や帯の中に、奈良県の工芸品の着物も混ざっているかもしれません。

この章では、奈良県にどんな織物や伝統的工芸品があるのかを紹介しているので、参考にしてください。

奈良晒

引用元：https://www.epochtimes.jp/

奈良晒(ならさらし)とは、古くから奈良地方で生産されてきた、主に大麻を原料とした、高級麻織物のこと。

起源は定かではありませんが、室町時代に寺社の注文により、僧衣を生産していたのがはじまりで、奈良晒として確立されたのは、江戸時代に入ってからといわれています。

幕府御用達品に認められたことで全国的に知られるようになり、武家や町民の間では贅沢品として、裃(かみしも)や夏の単衣の着物として着られ、上流階級の間では蚊帳(かや)としても使われていました。

そのため、奈良町にとって主要な産業となり、江戸中期には、奈良町のおよそ9割の人が、なんらかの形で、奈良晒に関わっていたといわれるほどです。

しかし、越後上布や近江上布・能登上布におされ、さらに明治に入り武士が没落し、洋装化が進んだことで衰退していきました。

現在は、奈良県の伝統的工芸品に指定され、文久3年創業の岡井麻布(まふ)商店が伝統を受け継ぎ、型染を中心にのれんやタペストリー・ふきんなどを作り続け、後世へと受け継がれています。

大和絣

引用元：https://kofuozaki.exblog.jp/

大和絣(やまとがすり)とは、大和高田市周辺で作られていた、白絣の木綿織物のこと。

かつては「西の大和絣・東の中野絣」と称賛されるほど、全国的に知られる織物で、天保年間(1831～1845年)に、絹織物の禁止令が出たこともあり、絣模様の柄の良さと、染色の良さで人気を博し、関東の方にも広がっていったのです。

当初は、白絣だけでしたが、後に紺絣・茶絣も作られるようになっていきました。

笠間藍染

引用元：http://www.pref.nara.jp/

笠間藍染とは、宇陀市で制作されている、天然藍建てで染色する藍染製品のこと。

笠間藍染の起源は江戸時代で、冬の農閑期に自家用に染めるようになったのが、はじまりです。

大和絣や大和木綿の染色に使われていましたが、大和絣・大和木綿の衰退と化学染料の普及にともない、藍染も減少していきました。

今では、伝統的な製法を守って受け継いでいるのは、宇陀市の笠間の紺屋(こうや)1軒だけです。

そんな笠間藍染は、奈良県の伝統的工芸品に指定されています。

奈良べっ甲

引用元：https://www.ikedakobo.com/

奈良べっ甲とは、桜井市で作られている、熱帯に棲息するタイマイ(ウミガメの一種)の甲羅(べっ甲)を材料にした、細工製品のこと。

奈良べっ甲の歴史は古く、桜井市の上之宮遺跡から、加工された跡がある日本最古の「べっ甲」が出土していて、正倉院の宝物殿にもべっ甲細工が収められていることから、1300年以上の歴史を持つ伝統工芸品といわれています。

しかし、その材料となるタイマイの甲羅は、ワシントン条約により輸入が禁止されたため、現在は禁止前にストックされた材料で伝統の技術が継承されています。

そのため、技術の継承が危ぶまれている、とても希少な工芸品となっています。

着ない着物は売って必要なときはレンタル！

着物の買取先を探している人のなかには「着物の保管が大変だから売るけれど・着物は好きだから必要な時にはレンタルしたいな」という人もいますよね。

そんな人のために・奈良県のレンタルショップも調べてみたので・レンタルしているところを探す時の参考にしてください。

奈良県で着物のレンタルができるおすすめショップ

自分で着れると着物ライフが楽しくなる

着物を自分で着れるようになりたいという人のために、着付を習えるところを調べてみたので、着付け教室を探す時の参考にしてください。

奈良県で着付けを習えるところ

まとめ

奈良県には、持込買取に対応しているお店が少なく、着物専門に買取しているお店ばかりではありません。

着物は、古くても価値の高いものもあり、処分しようと思っている着物が、実はとても希少な織物だということもあるので、きちんと判断できるところに依頼したいものです。

たしかに、持込買取は目の前で査定してもらえるので、査定士の顔が見えるという点では安心感があるのかもしれません。

しかし、必ずしも、価値をきちんと見極められるというわけではないので、損をすることもあります。

専門の査定士がいる着物買取店であれば、高額なものをきちんと判断できますし、査定額が低いとしてもその理由をきちんと説明してもらえます。

もちろん、思いがけない高額査定がでることもあるので、せっかくなら安心できる着物買取業者に申し込むようにしてください。