大分県でおすすめの着物買取店まとめ！口コミや評判の高い店舗限定

2022年1月1日

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大分県名産といえば別府絞や日代木綿がありますが、全国的に見ても着物買取業者の数は多くありません。

また、全国的に展開している買取業者の店舗もないので、自宅に眠っている着物や着なくなった着物を売るのは中々大変でしょう。

しかし、売る方法はいくつかありますし、着物を買い取ってくれる店舗もあるので紹介しておきます。

リサイクルショップに売ろうと考えている方や、捨ててしまおうと検討している方は是非最後まで読み進めてください。大切な着物を少しでも高額に安心して売る方法を教えます。

大分でおすすめの着物買取店は？

大分で着物を売る場合は、全国に対応している着物買取の業者に出張買取をお願いしたり、宅配買取などで査定に出すのが最も高く売れるはずです。

また、申し込み以外に手間が一切ないので、自宅にいながら着物を売りたいという方におすすめです。

大分で出張買取・宅配買取可能な着物買取店

大分で着物買取ができて、なおかつ出張・宅配のどちらにも対応している着物買取店を紹介しておきます。

持込買取可能の地元買取店

ここで紹介するのは大分県に店舗があり・持込買取に対応している買取店です。

大分県は、持込買取に対応しているところがいくつかありますが、着物を専門にしているところはほとんどありません。

そのため、買取査定を希望する場合は安く買い叩かれることがないように注意してください。

着物買取対象地域

大分県内の着物買取対象地域は以下の通りです。お住まいの地域がない場合は、希望の買取業者にメールか電話で質問しておくことをお勧め致します。

大分県の代表的な織物・伝統的工芸品

大分県は、古くは染織が盛んな地域だったこともあり、人気を博した染織品もありました。

もしかすると、処分しようと思っている着物や帯・小物の中に、大分県の染織品で今は希少となっている着物や伝統工芸品が混ざっているかもしれません。

この章では、大分県にどんな織物や伝統的工芸品があるのかを紹介しているので、参考にしてください。

豊後絞

引用元：https://twitter.com/oab_tv

豊後絞(ぶんごしぼり)とは、かつて豊後と呼ばれた現・大分県ではじめられた、縛った布を染色する絞り染のこと。

室町時代後期に、相模国(さがみのくに＝現・神奈川県)から地頭として行った三浦氏によって、木綿の栽培がはじめられ、三浦木綿と呼ばれる木綿織物を作り出したのが始まりです。

※地頭(じとう)…鎌倉幕府・室町幕府が荘園・国衙領を管理支配するために設置した職のことで、地頭職という。

この三浦木綿に、絞り染の技法を用いて藍染したものが「豊後絞」または「三浦絞」とも呼ばれ、豊後地方の特産品として全国に広まりました。

この豊後絞の技法は、今では日本を代表する絞り染でもある、有松・鳴海絞りの基となった技法で、江戸時代初期に藩医の三浦玄忠が、尾張国(現・愛知県)を訪れた時に帯同していた妻によって有松・鳴海地域に伝えられたといわれています。

また、築城のために九州から来ていた人々の、着衣の絞り染めを見た竹田庄九郎が、その地で生産されていた三河木綿に絞り染めをほどこしたのがはじまりとも言われていて、諸説あるようです。

今では、有松・鳴海の代表的な絞り染として、技法が受け継がれ、国の伝統的工芸品に指定されているほどです。

ところが、基となった豊後絞は、明治の中頃からすたれていき、技術を伝承する人がいなかったこともあり姿を消し、昭和に入り名前さえ忘れられてしまっていました。

その豊後絣を、染織研究家の安藤宏子が平成に入り復活させ、2008年(平成20年)に、大分合同新聞社の主催する、おおいた遺産の1つとして認定され、技法が守られていっています。

別府絞

引用元：http://gallery-hisako.com/

別府絞(べっぷしぼり)とは、豊後絞がル-ツとなる絞り染のこと。

江戸時代初期頃に、旅人の土産品として人気のあった、明治に入り姿を消した豊後絞りに代わり、大正から昭和にかけて生産されていた染色品で、別名・別府温泉絞りともよばれていました。

しかし、その別府絞も次第にすたれていき、豊後絞のように途絶えようとしていたところ、2017年(平成29年)に別府温泉絞り文化研究会が結成され、別府絞を広めるための活動が行われるようになり、今も受け継がれています。

現在は、温泉地ということもあり、泉質によって色が変わることを利用し、観光客向けの絞り体験を行ったり、ワ-クショップを開催するなど、別府絞を広める活動が行われています。

別府竹細工

引用元：http://www.tokyo21.jpn.org/

別府竹細工とは、大分県内で産出されるマダケを主原料として、別府市を中心に制作されている竹細工で、大分県で唯一、経済産業大臣が認定する、国の伝統的工芸品に指定（昭和54年・1979年）されている工芸品のことです。

別府竹細工の歴史は古く、室町時代に行商用のかごを作って売り出したのが始まりといわれています。

江戸時代には、別府温泉の名が広まり、多くの人が温泉に訪れたこともあり、滞在中の温泉客が使う台所用品が作られるようになりました。

その温泉客が、竹細工を土産物として持ち帰るようになったので、たくさん作られるようになり、別府周辺の地場産業となっていったのです。

別府竹細工の特徴は、竹ひごを編み上げる「編組」という技法で全て作られていること。

四つ目編み・六つ目編み・八つ目編み・網代あみ・ござ目あみ・松葉あみ・菊底あみ・輪弧あみの、8種類の基礎技法を基本に編み上げられていて、編組の組み合わせによって200通り以上の編み方が可能といわれています。

基本的にはマダケが使われますが、用途に応じてハチク・クロチク・ゴマダケ・メダケなども使われ、さまざまな製品が作られています。

大分で着物レンタルできる店舗一覧

着物の買取先を探している人のなかには「着物の保管が大変だから売るけれど、着物は好きだから必要な時にはレンタルしたいな」という人もいますよね。

そんな人のために、大分県のレンタルショップも調べてみたので、レンタルしているところを探す時の参考にしてください。

大分県内で着物レンタルができる店舗

大分の着付け教室一覧

着物を自分で着れるようになりたいという人のために、着付を習えるところを調べてみたので、着付け教室を探す時の参考にしてください。

大分県の着物買取業者まとめ

大分県には、持込買取に対応しているお店がいくつかありますが、着物専門に買取しているところはほとんどありません。

持込買取は目の前で査定してもらえ、査定士の顔が見えるという点で安心感があり、家の近くにあれば手軽に利用できるので便利だと思います。

しかし、着物は古くても価値の高いものもあり、処分しようと思っている着物が、実はとても希少な織物だということもあるのです。

きちんと判断できるところに依頼しないと、損をするだけでなく、後悔することにも…

専門の査定士がいる着物買取店であれば、高額なものをきちんと判断できますし、査定額が低いとしてもその理由をきちんと説明してもらえます。

もちろん、思いがけない高額査定がでることもあるので、せっかくなら安心できる着物買取業者に申し込むようにしてください。