島根県で着物を売るならどこがいい？おすすめの着物買取店15社を紹介！

2021年7月25日

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この記事では、持込で着物の買取をしているところだけではなく、出張買取や宅配買取といった方法で、島根県全域に対応している買取業者を紹介していきたいと思います。

島根県には、持込買取に対応しているところがいくつかありますが、ほとんどが松江市にあり、着物を専門的に査定しているところが少ないです。

しかし、着物はきちんと価値を判断できるところで買取してもらうと、思いがけず高く買取してもらえることもあるので、近いだけで選ぶと損することも・・・・

ここでピックアップしている買取業者は、着物の買取が得意で高額買取も可能なうえに、離島にも対応しているので、買取業者を選ぶ時の参考にしてください。

島根県の着物買取店は？

この章で紹介する5社は、出張買取・宅配買取といった方法で、島根県全域に対応している買取業者を紹介しています。

少しでも高く売りたい、持込できるところが近くにないという人におすすめです。

全国展開しているおすすめの着物買取業者

着物買取対象エリア情報

地域に根ざした着物買取店はここ！持込買取もできる買取店

ここで紹介するのは島根県に店舗があり・持込買取に対応している買取店です。

島根県は、持込買取に対応しているところがいくつかありますが、あまり多くなく、着物を専門にしているところは少ないです。

また、持ち込めるところが、島根県全域にあるわけではないので、住んでいる場所によっては、持ち込むには遠いということも・・・

それでも、持ち込みで買取してもらいたいという人もいると思うので、持込買取しているところをピックアップしてみたので参考にしてください。

島根県の代表的な織物＆伝統的工芸品

島根県は、古くから染織品に馴染みのある地域で、特に山陰地方は有名な藍染がある地域です。

もしかすると、処分しようと思っている着物や帯の中に、島根県の伝統工芸品の着物も混ざっているかもしれません。

この章では、島根県にどんな織物や伝統的工芸品があるのかを紹介しているので、参考にしてください。

広瀬絣

引用元：http://www.yasugi-kankou.com/

広瀬絣とは、安来節で有名な安来市広瀬町で制作される、正藍染の絣の綿織物のこと。

鳥取県の弓浜絣と倉吉絣とともに、山陰の三絵絣といわれています。

広瀬絣の起源は、文政7年（1824年）江戸時代後期に、医師の妻である長岡貞子が、弓浜絣の染色と織の技術を取得し、広瀬町で広めたのが始まりといわれています。

広瀬絣の絵柄は、絣織のなかでも「広瀬の大柄」「備後の中柄」「久留米の小柄」といわれるくらい、絵模様と幾何模様とを組み合わせた大柄な模様が特徴です。

絵柄には、松竹梅や鶴亀といった、おめでたい柄が多く、織り上げられた時に、絣足とよばれるズレが少ないのも、広瀬絣の特徴といえます。

そんな広瀬絣は、島根県の無形文化財に指定されています。

出西織

引用元：http://izumo-teshigoto.jp/

出西織（しゅっさいおり）とは、斐川町出西地域で制作されている、天然の藍で染めた木綿の藍染のこと。

出西織に用いられている技術・技法は、江戸時代には確立されていたようですが、出西地域で制作されるようになったのは、1955年（昭和30年）と、比較的最近のことです。

すべて手作業で、綿の栽培から自宅の畑で行われるほど。

収穫した綿の種を取り除き、手紡ぎされた糸を天然材料だけを使って、発酵建てとよばれる方法で藍染し、手織で織り上げられます。

手紡ぎされた糸は、弾力にとみ復元力が強く、織りあがった布は、独特のざっくりとした風合いが特徴で、使い込むほどにあじのでる手織物です。

出西織は、2000年（平成12年）に、島根県のふるさと伝統工芸品に指定されています。

安来織

引用元：https://www.shimane-bussan.or.jp/

安来織（やすぎおり）とは、安来節で有名な安来市で生産される、木綿の藍染製品のこと。

絵絣から発展した安来織は、江戸時代には技法が確立されていて、当時は絹糸で制作されていましたが、絹糸が入手しにくくなり、木綿糸が使用されるようになりました。

緯糸（よこいと）に絣糸を用いて織り上げる絵絣で、藍で先染めして織られる安来織は、丈夫で洗えば洗うほど絵模様が鮮明になり、独特の美しさが出てくるのが特徴です。

安来織のトレードマークともいえる、観音様が図案となっている絵柄は、棟方志功が描いたもので、元県知事の田部長右衛門や版画家の長谷川富三郎といった著名人が手がけた原画もあります。

安来織も、1982年（昭和57年）に、島根県のふるさと伝統工芸品に指定されています。

出雲織

引用元：http://blog.zige.jp/letitbe/

出雲織（いずもおり）とは、安来市で制作される、絣織から発展した綿の染織品のこと。

伝統的な技法を大事にしながらも、手作りならではの独創的な感覚の図柄を、近代的な配列で織り上げているのが特徴です。

出雲織も綿から糸を紡ぎ、植物染料で染色した糸で織り上げられ、洗えば洗うほど独特の深みと美しさが出てくる織物で、1983年（昭和58年）に、島根県のふるさと伝統工芸品に指定されています。

筒描藍染

引用元：https://www.pref.shimane.lg.jp/

筒描藍染（つつがきあいぞめ）とは、円錐形の筒に入れた糊で図柄を描く染色技法で染色された綿織物のこと。

江戸時代から出雲地方に伝わる染色技法で、糊で図柄を描き、幾度となく藍がめに浸し、染まらなかったところに朱や黒・黄などで彩りを加えるのが特徴です。

出雲では、中心に家紋を描き、四隅に鶴亀・松竹梅・宝づくしなどの縁起物の模様を描いた風呂敷を、嫁入り道具として持たせる風習があったため、今でも風呂敷を中心に制作されています。

筒描藍染も、1982年（昭和57年）に、島根県のふるさと伝統工芸品に指定されています。

石見神楽衣裳

引用元：https://gotsu-kanko.jp/iwamikagura/

石見神楽衣裳（いわみかぐらいしょう）とは、石見地方の伝統芸能の1つである「石見神楽舞踊」で用いられる衣裳のこと。

石見神楽では「舞衣」とよばれ、明治15年（1882年）頃から次第に華美になり、大正期に現在のような金糸・銀糸をほどこした、豪華絢爛な衣装となりました。

他の地域にも神楽衣裳はありますが、神楽衣裳に鎧を着る形態は石見神楽独特のもので、出雲神楽や隠岐神楽には見られない形態です。

石見神楽衣裳は、数人の縫い子が丹念に縫い付け、1着が数百万円するともいわれる豪華なもので、同じものは1枚としてありません。

着ない着物は売って必要なときはレンタル！

着物の買取先を探している人のなかには「着物の保管が大変だから売るけれど・着物は好きだから必要な時にはレンタルしたいな」という人もいますよね。

そんな人のために・島根県のレンタルショップも調べてみたので・レンタルしているところを探す時の参考にしてください。

島根県で着物のレンタルができるおすすめショップ

自分で着れると着物ライフが楽しくなる

着物を自分で着れるようになりたいという人のために、着付を習えるところを調べてみたので、着付け教室を探す時の参考にしてください。

島根県で着付けを習えるところ

まとめ

島根県は、持込買取に対応しているお店が少ないうえに、松江市に集中していて、着物専門に買取しているお店ばかりではありません。

着物は、古くても価値の高いものもあり、処分しようと思っている着物が、実はとても希少な織物だということもあるので、きちんと判断できるところに依頼したいものです。

このページで紹介している、島根県全域に対応している買取専門店は、専門の査定士が査定するため、しっかり見極めて買取してもらえ、安心して任せられるので、上手に利用して、少しでも高く売れるといいですね。