着物の出張買取なら売った後でもキャンセルが可能!その方法と手順を徹底解説
2018年5月24日

※当サイトには一部プロモーションが含まれています。
着物を持ち運ばず自宅にいるだけで、無料査定が受けられる出張買取はとても便利ですよね。
目の前で査定をしてもらえるので、思ったような金額にならなかった時は、買取をキャンセルすることも可能。
しかし、なかには「わざわざ来てもらったから断りにくい」と、売ってしまってから後悔する人も・・・
でも大丈夫!
出張買取なら、着物を売った後でも買取をキャンセルすることができます。
このページでは、訪問時の疑問から売った後のキャンセル方法まで詳しく紹介したいと思います。
【おすすめ記事】
- 最新の『着物買取業者おすすめランキング』をチェック!
口コミ評価や買取相場、高く売るためのコツまで徹底解説!
来てもらったら絶対に売らないといけない?

着物を出張買取で売りたいけれど、出張買取は絶対に売らないといけないと思っている人もいるのでは?
「大事にしてきた着物を安く手放すことになったらイヤだ」と、申し込むのを迷っている人もいると思います。
いえいえ、そんな心配はしなくて大丈夫です。
出張買取は、来てもらったからといって、必ず売らないといけないなんてことはありません。
査定額に納得いかない時はキャンセルできる
出張買取のいいところは、目の前で1枚ずつていねいに査定してもらえて、買取額を聞いてから選んで売ることができること。
着物を売りたい人の中には、家族と話し合って売る着物を決めたい人や、思っていたよりも買取額が低かったから売るのをやめるという人もいます。
出張買取では、買取額に納得できない時はもちろん、上記のような場合でも買取をキャンセルすることができるのです。
キャンセルしても査定料もキャンセル料金もかからない

買取のキャンセルができるかどうかと同じくらい気になるのが、キャンセルすると査定料やキャンセル料を取られるかどうか。
買取額が低かった場合、キャンセルしたいけれどキャンセル料がかかってしまうと、損してしまいますよね。
でも、安心してください。
キャンセルしたからといって、査定料やキャンセル料は発生しません。
キャンセルすると出張料金がかかる?
悪質な業者のなかには「ガソリン代がかかっているから、キャンセルするなら出張料金を払え」と言ってくるところもあります。
しかし、買取業者は法律で損害賠償や違約金を要求することも禁じられているので、キャンセルしたからといって出張費用を払う必要はありません。
訪問購入の出張買取は買取後でもキャンセルできる!

出張買取で着物の買取をしてもらったけど、やっぱりキャンセルしたいという人もいますよね。
そんな場合は、一定の期間内であれば、契約をかわした後でもキャンセルが可能です。
着物買取専門業者の出張買取は、特定商取引法の規制対象となる訪問購入にあたるため、クーリングオフ制度(第58条の14)が適用される買取方法だからです。
売った後でも取り戻せる!クーリングオフとは

クーリングオフとは、簡単に言うと、1度結んだ契約を解除できる制度のこと。
なぜ契約を結んだ後に、契約を解除できるのと思った人もいますよね。
出張買取は、自宅に来てもらって着物を買取ってもらう方法で、着物を持ち運ぶことなく家に居ながらにして着物を売れるので便利です。
しかし、自宅という第三者の目が届かない閉ざされた状況で、わざわざ来てもらったから断れないと思って売ってしまったり、話にのせられて勢いで契約してしまう人もいます。
また、短時間で判断しないといけないことや、知らない人を家に入れる緊張感など、非日常的な環境におかれる出張買取では、自分の家であっても冷静な判断ができないまま契約してしまうことが起こりやすいのです。
クーリングオフは、そんな利用者が1度冷静になるために設けられた期間なのです。
クーリングオフできる期間は8日間
特定商取引法で、冷静になるために定められた期間は「8日間」
8日間は、クーリングオフや契約内容が記載されている、契約書の控えを受け取った日から起算し、基本的に書面で行います。
契約してもクーリングオフ期間中は着物を渡さなくてもいい?
クーリングオフできるといっても、着物を渡してしまうとキャンセルできなくなるのではないかと心配している人もいますよね。
そんな、渡してしまうのが不安という場合や手元において冷静に考えたいという場合は、着物を渡さなくても大丈夫です。
特定商取引法では、クーリングオフ期間中は、売り主は物品を引き渡さなくても良いと定められています。
そのため、たとえ買取契約が成立している場合でも、その場で着物を引き渡さなくてもいいのです。
クーリングオフした時に気になる費用と注意点

クーリングオフしたいけれど、受け取った買取額の返金や、持ち帰ってもらった着物の返品に費用がかかるんじゃないか、応じてもらえないこともあるのかなど、気になることもありますよね。
クーリングオフは期間だけでなく、クーリングオフ時に発生する費用や契約書などについても、法律で定められています。
契約書面を受け取っていない時は・・・
本来、クーリングオフできる期間は、書面を受け取った日から8日間ですが、契約書面を受け取っていない場合は、期間に関係なくいつでもクーリングオフが可能です。
しかし、2012年に特定商取引法が改正されて、購入業者は契約書面を交付することを義務付けられています。
そのため、書面を受け取っていない場合は、悪質な買取業者といえるので、クーリングオフできない可能性が高いといえます。
怪しいと思ったら、退居を求めて売らないようにし、退去しない場合は警察に通報しましょう。
クーリングオフで返金する場合の返金手数料は?

買取金額を受け取っているけれど、やっぱりクーリングオフしたい。
でも、受け取った買取額の返金に、振り込み手数料がかかるならどうしようかと思う人もいますよね。
心配しなくて大丈夫です。
クーリングオフ時にかかる振り込み手数料は、買取業者の負担と定められているので、振込手数料の負担はありません。
クーリングオフの手続き後、買取業者指定の金融機関に、受け取っていた買取額から振り込み手数料を差し引いた金額を返金すればいいだけです。
持ち帰った着物の返品費用は?

着物を持ち帰ってもらった時にクーリングオフした場合の、返却時にかかる送料も気になる人は多いと思います。
枚数が多い場合、送料を自分で負担しないといけないとなると、かなりの金額がかかるので、クーリングオフをあきらめる人もいますよね。
それも大丈夫です。
返却にかかる費用の心配も必要ありません。
返却にかかる費用も、買取業者の負担と定められているので、元払いで送られてきます。
持込買取や宅配買取は買取後のキャンセルができない!?
着物の買取方法は、出張買取の他にも、持込買取や宅配買取といった買取方法もあります。
持込買取や宅配買取の時も、クーリングオフできると思った人もいるのでは?
残念ながら、クーリングオフが適用されるのは、出張買取だけです。
持込・宅配はクーリングオフが適用されない

持込買取や宅配買取は出張買取と違い、自分の意志でお店に持ち込んだり、買取業者に送って買取って貰う方法なので、特定商取引法の対象にならないので、クーリングオフはできません。
ただし、査定金額に納得できない時に、キャンセルすることは可能です。
出張買取なら気軽に頼めてキャンセルも可能
着物を売りたいけれど、買取額によって売るかどうかを決めたい時は、目の前で査定してもらえる出張買取が一番です。
出張買取なら、希望の金額にならなかった時は買取のキャンセルができ、売った後にやっぱり売るのをやめたくなった時もクーリングオフができるので、じっくり考えて納得して着物を売ることができます。
ただし、なかには悪質な買取業者もいるので、きちんと法律を守って買取をしている大手の着物買取専門業者に依頼することをおすすめします。
まとめ
出張買取は、申し込みをして日程調整するだけで、家に居ながらにして着物を売ることができ、費用も一切かからないので、便利です。
しかし、出張買取は知らない査定員が家に来て買取ってもらう方法なので、わざわざ来てもらって断ったら悪い、すごく感じの良い査定員で話がはずんでつい売ってしまったなど、冷静な判断ができないまま契約してしまいやすい買取方法ともいえます。
しっかり判断しているつもりでも、間違った判断をしてしまうこともある出張買取は、キャンセル時にもきちんと対応してもらえる、大手の着物買取専門業者を選ぶといいですね。
着物買取業者選びに迷ったらどうすればいい?

着物買取業者がたくさんありすぎて、どこを選べばいいのか迷ってしまうことがあるはず。
「着物売るガイド!」では、着物買取業者を徹底比較して特徴などを分かりやすくまとめたものを、ランキング形式で掲載しています。
着物買取業者選びに迷った時は、ぜひ一度チェックしてみてください!