千葉県で着物を売るならどこがいい？おすすめの着物買取店21社を紹介！

2021年5月29日

※当サイトには一部プロモーションが含まれています。

千葉県で着物の買取店を探している人もいると思いますが、千葉県には着物の買取店は多くはありません。

でも、安心してください。

たしかに、持込買取してもらえるところは多くはありませんが、買取方法は持込買取だけではないので大丈夫です。

このページでは、持込できるところはもちろん、千葉県の全域に買取の対応をしている会社を紹介していきたいと思います。

着物は思いがけず高額で買取してもらえることもあるので、高額買取が可能なところもピックアップしたので、買取店を選ぶ時の参考にしてください。

千葉県の着物買取店は？

この章で紹介する5社は、出張買取・宅配買取といった方法で、千葉県全域に対応している買取業者を紹介しています。

近くに持込できるところがない、少しでも高く売りたいという人におすすめです。

全国展開しているおすすめの着物買取業者

着物買取対象エリア情報

地域に根ざした着物買取店はここ！持込買取もできる買取店

ここで紹介するのは千葉県に店舗があり、持込買取に対応している買取店です。

千葉県で持込買取に対応しているのは、着物専門店もいくつかありますが、多くが質屋や買取専門店です。

質屋や買取専門店では、着物を専門に買取しているわけではないうえに、シミや汚れの少ないすぐに着れる状態のものでないと買取してもらうのは難しいようです。

持込買取しているところも気になる人は、参考にしてください。

千葉県の代表的な織物＆伝統的工芸品

千葉県には、国の認定する伝統的工芸品の織物はありませんが、千葉県の重要無形文化財に指定されている織物や県の伝統的工芸品に指定されている織物がいくつかあります。

今ではあまり多く作られていないものもあり、希少な織物として高額買取してもらえることも・・・

持っている着物の中に、混ざっていることもあるので、どんな織物なのか参考にしてください。

唐棧織

引用元：http://abc0120.net/

唐棧織(とうざんおり)とは、安土桃山時代に、インドからオランダ人によって伝えられたといわれている、江戸中期頃から末期にかけて大流行した、館山市で生産されている木綿の染織物のこと。

日本に入ってきた頃は、原産地がインドのサントメ地方だったことから、サントメ縞とよばれていました。

そのサントメ縞が、唐棧織とよばれるようになったのは、当時、舶来物という意味を持つ「唐」の地を頭につけ、唐サントメとよばれていたのが、いつしか濁音化していき「とうざん」とよばれるようになり唐棧織になったのだとか・・・

そんな唐棧織は、細い糸で薄手に織り縦縞模様にし、織り上げた生地を砧(きぬた)で、たたき、しなやかに仕上げられるため、木綿でありながら、絹のような風合いの織物です。
※砧(木の槌で布地を打つ時に使う、石や木の台のこと)

江戸時代は、奢侈禁止令(しゃしきんいれい・贅沢を禁ずる令)によって、絹の着用が禁じられていたうえに、唐棧織の縦縞模様は、渋く粋な美しさを好む江戸っ子好みで、江戸の町で大変もてはやされ、今でも多くの人から支持されています。

唐棧織は、植物由来の染料を使用し、独特の色を出すために、味覚による染料の配合をするのが特徴で、1972年(昭和47年)に、『館山唐棧織』という名で、千葉県の重要無形文化財に登録されています。

銚子ちぢみ

引用元：http://www.choshi-dentetsu.jp/

銚子ちぢみとは、綿糸で作られる、綿の縮織物のこと。

江戸時代に漁婦が、出漁の安泰と豊漁を祈り織られたのがはじまり。

銚子ちぢみの特徴は、綿糸で作る縮織ということ。

全国でも綿糸で作られる縮織物は、銚子ちぢみだけです。

緯糸(よこいと)に強い撚りをかけて糊止めした綿糸で、通常より幅広く織りあげ、湯で洗って糊を落とすことで、緯糸にかけた撚りが戻り縮み、独特の「しぼ」といわれるシワができます。

銚子ちぢみは、先染めまたは後染めで藍色に染められ、しぼによってサラッとした着心地で、夏に涼しく着れる織物として江戸で人気となりました。

明治時代の末期に一度途絶えましたが、銚子市内で製綿業を営んでいた、常世田真次郎によって再興され、1954年(昭和29年)に千葉県無形文化財に指定されています。

1984年(昭和59年)に千葉県指定の伝統的工芸品にも指定され、現在は三代目の常世田眞壱郎によって受け継がれています。

鴨川萬祝長染

鴨川萬祝長染(かもがわまいわいながぞめ)の萬祝(まいわい)とは、舞祝・満祝とも書き、大漁を祝うという意味で、豊漁を祝い、船主が船子へ配った「萬祝着(まいわいぎ)」と呼ばれる大漁祝着のこと。

起源は江戸時代にさかのぼり、鴨川市周辺で生産されていたもので、長半纏を染め上げたものでした。

その図柄は、鶴亀や七福神・宝船・竜宮・松竹梅など、縁起のいいものを多色染色で鮮やかに描かれ、200種類以上あります。

現在は、大胆で鮮やかな色彩が好まれ、Tシャツやトートバッグ・アロハシャツ・帽子など、現代ファッションのものも作られています。

1987年(昭和62年)には、千葉県指定の伝統的工芸品に認定されていますが、現在、萬祝の技術を受け継いでいるのは鴨川市に2軒だけです。

下総小紋染

引用元：https://www.pref.chiba.lg.jp/

下総小紋染(しもそうこもんぞめ)とは、船橋市周辺で作られている、小紋染のこと。

起源は江戸時代までさかのぼり、元々、江戸小紋として作られていましたが、船橋市で生産されていたことから、下総小紋染とよばれるようになりました。

1985年(昭和60年)には、千葉県の伝統的工芸品に指定されています。

手描金更紗

引用元：https://www.pref.chiba.lg.jp/

木更津市で生産されている、金更紗のことで、千葉県の伝統的工芸品に指定されている染色品のこと。

更紗とは、インドが起源の、主に木綿地に人物・花・鳥獣などの模様を多色で染め出した模様染めのことで、友禅染の発展に影響を与えた染色技法の1つです。

金更紗は、その更紗に、金箔や金泥を施したもののことを指し、金華布ともよばれ珍重されていました。

房州うちわ

引用元：http://blog.livedoor.jp/

房州うちわとは、千葉県館山市で作られているうちわのことで、香川県の丸亀うちわと京都の京うちわと並ぶ、うちわの三大産地の1つに数えられています。

房州うちわは、地域に自生する篠竹(しのだけ・女竹の一種)を使い、丸みを帯びた柄(え)と細く割いた骨の部分が一体となっているのが特徴です。

その特徴によって、柄を別に取り付ける京うちわや平たく削った真竹を用いる丸亀うちわと比べ、房州うちわは、手に馴染みやすくしなやかに動きます。

基本の形は、丸形・卵型・柄長ですが、幅の広い楕円形もあり、絵柄に合わせて形状を変え、絵柄も昔は浮世絵や美人画などの絵柄が主流でしたが、現在は浴衣地や萬祝(まいわい)の生地を貼ったものが作られ、時代の変化とともに絵柄も変わってきています。

そんな房州うちわは、2003年(平成15年)に、経済産業大臣が認定する国の伝統的工芸品に指定されました。

着ない着物は売って必要なときはレンタル！

着物の買取先を探している人のなかには「着物の保管が大変だから売るけれど、着物は好きだから必要な時にはレンタルしたいな」という人もいますよね。

そんな人のために、千葉県のレンタルショップも調べてみたので、レンタルしているところを探す時の参考にしてください。

千葉県で着物のレンタルができるおすすめショップ

自分で着れると着物ライフが楽しくなる

着物を自分で着れるようになりたいという人のために、着付を習えるところを調べてみたので、着付け教室を探す時の参考にしてください。

千葉県で着付けを習えるところ

まとめ

千葉県には、着物を専門に持込買取に対応しているところがいくつかあり、質屋やリサイクルショップなどたくさんあるので、持込買取してもらいやすい地域といえます。

しかし、質屋やリサイクルショップは、着物専門に買取しているわけではないので、専門の査定士がいない場合もあります。

また、たくさんあると、どこに依頼していいか迷いますよね。

着物は意外と重いので、持ち運ぶのも大変なので、このページの最初に紹介している、千葉県全域に対応している買取業者をおすすめします。

出張買取、宅配買取といった方法で買取をしている業者なので、家に居ながらにして着物を売ることができるので便利です。

さらに、専門の査定士が査定を行うので、着物の価値をしっかり見極めて買い取ってもらえます。

そんな買取業者を上手に利用して、大事にしてきた着物を少しでも高く売れるといいですね。