岐阜県で着物を売るならどこがいい？おすすめの着物買取店25社を紹介！

2021年6月6日

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岐阜県には質屋や着物専門の買取店・リサイクルショップなど、着物を買取してもらえるところがいくつかあります。

でも、着物はきちんと価値のわかるところで売らないと、買取してもらえても低い金額になることも。

また、着物は意外と重いので、持ち運びも大変です。

そこでこの記事では、持込買取できるところはもちろん、岐阜県全域に対応している、高額買取も可能な会社を紹介していきたいと思います。

大事にしてきた着物を、少しでも高く買取してもらう会社選びの参考にしてください。

岐阜県の着物買取店は？

この章で紹介する5社は、出張買取・宅配買取といった方法で、岐阜県全域に対応している買取業者を紹介しています。

少しでも高く売りたい、持込できるところが近くにないという人におすすめです。

全国展開しているおすすめの着物買取業者

着物買取対象エリア情報

地域に根ざした着物買取店はここ！持込買取もできる買取店

ここで紹介するのは岐阜県に店舗があり・持込買取に対応している買取店です。

岐阜県には、着物の持込買取に対応しているところはとても少なく、着物を専門にしているところも少ないので、買取価格は期待できないかもしれません。

それでも、家の近くで持ち込めるところを探す人もいると思うので、持込買取しているところをピックアップして紹介しているので参考にしてください。

岐阜県の代表的な織物＆伝統的工芸品

岐阜県は、古くから織物に馴染みのある地域です。

もしかすると、処分しようと思っている着物や帯の中に、岐阜県の工芸品の着物も混ざっているかもしれません。

この章では、岐阜県にどんな織物や伝統的工芸品があるのかを紹介しているので、参考にしてください。

岐阜縮緬

引用元：https://shop.r10s.jp/

岐阜縮緬(ぎふちりめん)とは、岐阜市周辺で織られる縮緬織物のこと。

岐阜縮緬は、丹後や長浜と並ぶ縮緬の産地で、大垣藩の保護と奨励によって生産されていました。

京都から岐阜に縮緬技法が伝わったのは、1722年(亨保7年)で、1771年(明和8年)には、紋縮緬の技法が伝わりさらに発展し、京都に出荷され友禅染に加工されていましたが、丹後ちりめんほど多くはなかったようです。

岐阜縮緬は、玉糸によって織られる、紋縮緬と無地縮緬が知られていましたが、現在は正絹ではなく、人絹縮緬(じんけんちりめん・レーヨン)の生産に移行しています。

郡上紬

引用元：https://insta-stalker.com/

郡上紬とは、郡上八幡で織られる、手紡ぎの草木染の紬織物のこと。

落ち着きのある、草木染らしい優しい色合いが特徴で、多くは縞柄で織られていますが、格子柄や幾何学模様・無地なども生産されていて、人気があります。

しかし、郡上紬は、大量生産せずに手作業で制作されてきたうえに後継者不足のため、現在、郡上紬を制作できる職人は数人しかおらず、とても希少な織物になっています。

そのため、近い将来、幻の織物となるのではと、危ぶまれている織物なのです。

郡上本染

引用元：http://www.gujozome.jp/

郡上本染とは、郡上紬と同じ、郡上八幡町で作られる藍染の一種です。

岐阜県の伝統工芸品の1つで、1977年(昭和52年)に、岐阜県の重要無形文化財に指定されています。

江戸時代発祥の、深い藍色が特徴の染物で、郡上本染の鯉のぼりが有名です。

現在は、鯉のぼりの他に、半纏や浴衣・のれん・タペストリー・バッグなど、日常小物が制作されています。

高山憲法染小紋

高山憲法染小紋とは、高山市で作られる、松煙墨(しょうえんずみ)を用いた、黒染の小紋染の一種のことです。

京都で途絶えた憲法染が高山に伝わり、高山憲法小紋染として残ったといわれていますが、いつ・どのように高山に伝わったのかは、定かではありません。

憲法染は、赤みがかった黄みの暗い黒茶色のことで、剣術家の吉岡憲法が考案したとされる黒茶色のことを指し、吉岡染・憲法染・憲法黒ともよばれています。

美濃焼

引用元：http://www.icfmino.com/

美濃焼とは、1300年ほど前に朝鮮半島から伝わった焼物のこと。

平安時代になると、須恵器(すえき)を改良し、白瓷(しらし)といわれる灰釉(はいゆう・染料のこと)を使った陶器が焼かれるようになり、発展していきました。

安土桃山時代から江戸時代初頭にかけては、茶の湯の流行とともに、茶人の好みを反映した焼き物が生産されるようになり、様々な種類の美濃焼が誕生し、現在も受け継がれています。

美濃焼は、1978年(昭和53年)に、経済産業大臣の認定する、国の伝統的工芸品に指定されていますが、伝統的工芸品として指定されている美濃焼の種類は15種類あり、そのなかでも、上の写真の4種類は美濃焼の代表的な種類で、今でも人気が高い焼物です。

岐阜うちわ

引用元：http://www.fmgifu.com/blog/

岐阜うちわとは、長良川の鵜飼見物に来る、観光客の土産用として作られだしたのが起源といわれる、岐阜市特産のうちわのこと。

岐阜うちわには「水うちわ」「塗うちわ」「渋うちわ」の3種類あり、すべて職人の手によって制作されています。

水うちわは、うちわの骨に、雁皮紙(がんぴし)という薄い紙を貼り、ニスを塗り透明感を出したうちわのことです。

何度もニスを塗り重ねることで、防水効果が生まれるため、水につけて仰ぎと、より清涼感を得るといった使い方ができます。

しかし、現在はほとんど作られておらず、唯一、住井富次郎商店で作られている、貴重なうちわです。

塗うちわは、ニスではなく漆(うるし)を塗って仕上げたうちわです。

赤・黃・橙・緑・紫といった、はっきりとした色で染められた地紙に、黒や白でシンプルな柄が描かれ、仕上げに漆が塗ってあります。

渋うちわは、漆のかわりに、柿渋を用いて仕上げたうちわで、日がたつにつれて、色艶が増すのが特徴です。

着ない着物は売って必要なときはレンタル！

着物の買取先を探している人のなかには「着物の保管が大変だから売るけれど、着物は好きだから必要な時にはレンタルしたいな」という人もいますよね。

そんな人のために、岐阜県のレンタルショップも調べてみたので、レンタルしているところを探す時の参考にしてください。

岐阜県で着物のレンタルができるおすすめショップ

自分で着れると着物ライフが楽しくなる

着物を自分で着れるようになりたいという人のために、着付を習えるところを調べてみたので、着付け教室を探す時の参考にしてください。

岐阜県で着付けを習えるところ

まとめ

岐阜県には、持込買取に対応しているお店がいくつかありますが、着物専門に買取しているところは少なく、買取価格が低くなることも。

そんな岐阜県の人には、このページの最初に紹介している、岐阜県全域に対応している買取専門業者を上手に利用することをおすすめします。

着物は古くても価値の高いものもあり、処分しようと思っている着物が、実はとても希少な織物だということもあるので、きちんと判断できるところに依頼したいものです。

専門の査定士がいる着物買取店であれば、高額なものをきちんと判断できますし、査定額が低いとしてもその理由をきちんと説明してもらえます。

もちろん、思いがけない高額査定がでることもあるので、せっかくなら安心できる着物買取業者に申し込むようにしてください。