群馬県で着物を売るならどこがいい？おすすめの着物買取店23社を紹介！

2021年5月28日

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群馬県はアンティーク着物として人気のある、伊勢崎銘仙の産地でもあり、持っている人もいると思います。

この記事では、群馬県で持込買取できるところや、出張買取・宅配買取といった方法で買取に来てくれる買取業者をいくつか紹介しています。

高額買取が可能なところもピックアップしているので、買取店選びの参考にしてください。

群馬県の着物買取店は？

この章で紹介する5社は、出張買取・宅配買取といった方法で、群馬県全域に対応している買取業者を紹介しています。

近くに持込できるところがない、少しでも高く売りたいという人におすすめです。

全国展開しているおすすめの着物買取業者

着物買取対象エリア情報

地域に根ざした着物買取店はここ！持込買取もできる買取店

ここで紹介するのは群馬県に店舗があり、持込買取に対応している買取店です。

群馬県で持込買取に対応しているのは、着物専門店もいくつかありますが、多くが質屋や買取専門店です。

質屋や買取専門店では、着物を専門に買取しているわけではないうえに、シミや汚れの少ないすぐに着れる状態のものでないと買取してもらうのは難しいようです。

持込買取しているところも気になる人は、参考にしてください。

群馬県の代表的な織物＆伝統的工芸品

群馬県は日本でも有数の繊維総合産地といわれていて、古くから様々な織物が作られてきた地です。

しまったままになっていて、処分を考えている着物の中には、次に紹介する織物があるかもしれません。

いくつか紹介する織物の中には、現在は生産されてないものもあり、希少価値の高いものもあるので、参考にしてください。

桐生織

引用元：https://www.japanpage.net/kiryuorimono

桐生織とは、およそ1300年前から桐生市で織られてきた絹織物のこと。

江戸時代には「西の西陣・東の桐生」といわれたほどで、明治時代に入ってからは、数々の技術を開発し、ジャカード機といった、最先端の技術をいち早く導入し、近代的な生産体制を確立したことで、世界で指折りともいわれる織物産地となりました。

桐生織の技法は多様ですが、代表的な技法は7種類。
(詳細は『伝統工的芸品・桐生織』をご参照ください)

配色や模様に合わせた色糸を使って織柄を出すジャカード機を用いて織られた織物は、プリントでは出せない立体感のある織物に仕上がります。

素材も絹だけにとどまらず、綿や麻なども使われ、時代の要求にあった多品種の織物を高度な技術で製造し、日本でも有数の繊維総合産地としての地位を築いていったのです。

現在は、アメリカ・中近東・オーストラリア・ヨーロッパなど、世界中の様々な地域に輸出され、ハローキティとコラボするなど、伝統を守りつつ新しいことにどんどん取り組んでいます。

そんな桐生織は、1977年(昭和52年)に、経済産業大臣が認定する、国の伝統的工芸品に指定されています。

伊勢崎絣・伊勢崎銘仙

伊勢崎絣は知らないけれど、伊勢崎銘仙なら知っているという人もいるのでは？

伊勢崎絣は、伊勢崎市周辺で古くから織られていた絣の紬織で、明治・大正・昭和初期に「伊勢崎銘仙」とよばれ大流行したもので、伊勢崎絣と伊勢崎銘仙は同じものといえます。

ただし、1975年(昭和50年)に伊勢崎絣の名で、国の伝統的工芸品に指定されているので、機械織りで生産される伊勢崎銘仙は、伝統的工芸品とはいえないのです。

その、伝統的工芸品に指定されている伊勢崎絣と伊勢崎銘仙の違いは色にあり、伊勢崎絣は藍染や草木染で地味なのに対し、伊勢崎銘仙は、赤・青・黃などの原色が多く使われています。

また、柄にも違いがあり、伊勢崎絣が中柄・小中(こちゅう)・小珍(こちん)と、小さい絣なのに対し、伊勢崎銘仙の柄は反物の幅(およそ37cm)に4つの柄が入る大絣のものが多いです。

さらに、生地も伊勢崎絣は厚みがあるのに対し、銘仙は薄くて透けて見える物もあるくらいです。

伊勢崎銘仙は、足利・八王子・秩父と同じ群馬県の桐生銘仙とともに、5大銘仙の1つで、生産量が最も多く、デザインや色にも工夫が凝らされ、全国的に人気を博しました。

中野絣

引用元：https://nonnkinonn.exblog.jp/

中野絣とは、邑楽郡(おうらぐん)または館林市で織られてきた木綿織物のこと。

安政年間(1855～1860年)に、飛白(ひはく・かすりとも読み、絣のこと)が制作されたのが始まりといわれています。

明治の初め頃には、白絣が織られるようになり、木綿の白絣で有名だった奈良県大和高田市の「大和絣」と比べられるほどになり「西の大和絣・東の中野絣」といわれ、全国に名を馳せていったのです。

しかし、時代が変わり洋服文化が進み、さらに太平洋戦争が勃発し、綿の統制が厳しくなり、中野絣は減少の一途をたどり衰退していきました。

かつて、邑楽郡には、機屋が70軒・紺屋(こうや)が20軒・板屋が10軒ほどありましたが、1976年(昭和51年)に中野絣の唯一の伝承者であった関口きんさんが亡くなり、
完全に途絶えてしまい、今では幻の織物となっています。

桐生横振刺繍

引用元：https://www.youtube.com/

桐生横振刺繍(きりゅうよこぶりししゅう)とは、桐生市で制作される、横振ミシンを使用し、図案を見ながら職人が生地に直接柄をほどこしていく、日本独自の技法による刺繍のこと。

大正時代初期に導入され、全国有数の横振刺繍産地として発展し、立体感のある刺繍は、主に打掛や振袖・半襟などにほどこされ、糸の絵画ともいわれています。

戦後、横須賀に駐在していた進駐軍が、帰国の際に日本らしいお土産として、着ていたジャンパーに横振刺繍を依頼したのをきっかけに、横須賀ジャンパー(通称スカジャン)として、一世を風靡したのです。

しかし、横振ミシンは、通常のミシンのように押えはなく、手で生地を動かしながら刺繍を施していくので、高度な技術が必要で、現在ミシンを扱えるのは熟練の職人だけで、若手の職人がいません。

また、現在稼動できるミシンが少ないという問題も抱えていて、後世に受け継ぐのが難しい状況です。

どんなミシンなのか興味がある人は、下記の動画サイトを参考にしてください。
→ YouTubeのページを開く

着ない着物は売って必要なときはレンタル！

着物の買取先を探している人のなかには「着物の保管が大変だから売るけれど、着物は好きだから必要な時にはレンタルしたいな」という人もいますよね。

そんな人のために、群馬県のレンタルショップも調べてみたので、レンタルしているところを探す時の参考にしてください。

群馬県で着物のレンタルができるおすすめショップ

自分で着れると着物ライフが楽しくなる

着物を自分で着れるようになりたいという人のために、着付を習えるところを調べてみたので、着付け教室を探す時の参考にしてください。

群馬県で着付けを習えるところ

まとめ

群馬県には、着物を専門に持込買取に対応しているところがいくつかありますが、家から近くないという人もいますよね。

たとえ近くても、着物は意外と重いので、持ち運ぶのも大変です。

このページの最初に紹介している、群馬県全域に対応している買取業者は、出張買取、宅配買取といった方法で買取をしている業者なので、家に居ながらにして着物を売ることができるので便利です。

さらに、専門の査定士が査定を行うので、着物の価値をしっかり見極めて買い取ってもらえます。

そんな買取業者を上手に利用して、大事にしてきた着物を少しでも高く売れるといいですね。