鹿児島県で着物を売るならどこがいい？おすすめの着物買取店20社を紹介！

2021年8月6日

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鹿児島県は、世界三大織物の1つである大島紬の産地ということもあり、代々受け継がれてきた大島紬が身近にあるという家も多いと思います。

このペ-ジでは、そんな大事にしてきた着物を、鹿児島県内で持込買取してもらえるところと、出張買取や宅配買取といった方法で、鹿児島県全域に対応している買取業者を紹介していきます。

代々受け継がれてきた着物は、古くても価値の高いものもあり、とくに特産品でもある大島紬は種類によっては高額になることも…

このペ-ジで紹介している、鹿児島県全域に対応している買取業者は、専門の査定士が査定を行う、高額買取も可能な買取業者を厳選しているので、着物を売る時の業者選びの参考にしてください。

鹿児島県の着物買取店は？

この章で紹介する5社は、出張買取・宅配買取といった方法で、鹿児島県全域に対応している買取業者を紹介しています。

少しでも高く売りたい、持込できるところが近くにないという人におすすめです。

全国展開しているおすすめの着物買取業者

着物買取対象エリア情報

地域に根ざした着物買取店はここ！持込買取もできる買取店

ここで紹介するのは鹿児島県に店舗があり・持込買取に対応している買取店です。

鹿児島県は、持込買取に対応しているところが少ないだけでなく、着物を専門にしているところもほとんどありません。

それでも、持ち込みで買取してもらいたいという人もいると思うので、持込買取しているところをピックアップしてみたので参考にしてください。

鹿児島県の代表的な織物＆伝統的工芸品

鹿児島県は、着物に詳しくない人でもほとんどの人が知っている「大島紬」の産地でもあり、古くから織物が盛んな地域です。

今では希少な染織品もあり、もしかすると、処分しようと思っている着物の中に、そんな着物が混ざっているかもしれません。

この章では、鹿児島県にどんな織物や伝統的工芸品があるのかを紹介しているので、参考にしてください。

本場大島紬

引用元：http://www.tumugi.co.jp/tsumugi/

本場大島紬とは、奄美大島で生産されている、紬の染織品のこと。

およそ1300年も昔から伝わる織物で、世界三大織物の1つに数えられている、美術的価値もある織物として、世界でも知られている織物です。

紬は普段着として着る着物のため、着物の格としては低いですが、織物そのものの価値はとても高い評価を受けていて、高く買取されるものもあります。

軽くて温かいのに涼しく着れる大島紬は、天然のエアコン素材ともいわれ、汚れにくくしわになりにくい、優れた機能を持った織物なのです。

大島紬は、奄美大島だけでなく、鹿児島市と宮崎県の都城市でも生産されています。

どちらの地方で製作されたものも、厳しい検査を受け「本場大島紬」として世に出ていますが、大島紬の発祥地である奄美大島で生産されたものには「本場奄美大島紬」、他の地域で生産されたものには「本場大島紬」と表記し、区別されています。

奄美大島以外で制作されたものも、大島紬には違いありませんが、本場奄美大島紬と称することはできないのです。

大島紬について、『大島紬の着物は高額で売れる？買取相場と少しでも高く売るコツを徹底解説』で詳しく紹介しているので、参考にしてください。

串木野木綿

引用元：http://muroi-laboratory.sakura.ne.jp/

串木野木綿とは、串木野市で織られていた手織の木綿のこと。

格子や霜降り柄が多く、デニムのような厚地ですが、かたすぎないしっかりとした生地で、適度にハリがありながら、体に添う柔らかさもある織物です。

串木野木綿は、現在は織られていないようで、歴史や資料もあまり残っていないようなので、幻の織物といえるかもしれませんね。

甑島芙蓉布

引用元：https://www.kagoshima-it.go.jp/

甑島芙蓉布(こしきじまふようふ)とは、薩摩半島の西側に浮かぶ甑島で生産されている、自生する芙蓉の繊維で織られた伝統的な織物のこと。

起源は定かではありませんが、明治の初め頃まで甑島で織られていた織物で、ピーダナシと呼ばれ、村の女性の憧れの一番のおしゃれとして人気を博していました。

しかし、明治以降100年ほど生産が途絶えてしまい幻の織物となっていたのですが、中村悦子によって現在によみがえり、娘に伝承されています。

甑島の山林で採取された芙蓉の枝から、板状の繊維を取り出し細く割き、その割いた繊維を手で紡いで原糸にし、よもぎ・しそ・桜の皮や芙蓉の花の白やピンクを染料に染められます。

日本で唯一の芙蓉布である甑島芙蓉布は、繊細な輝きと、ふんわりとした優しい色合いが特徴です。

甑島芙蓉布は、1992年(平成4年)に鹿児島県の伝統工芸品に指定され受け継がれていますが、弟子入りしてから手伝えるようになるまで10年はかかるといわれているため、後継者が少ないこともあり、とても希少な織物といえます。

奄美の芭蕉布

引用元：https://okinoerabu-bashofu.jp/

奄美の芭蕉布(あまみのばしょうふ)とは、奄美市や大島郡知名町・大島郡与論町などで製作される、芭蕉の葉鞘(ようしょう)から採取した繊維で織った布のこと。

軽くて通気性が良く、肌ざわりがサラッとしているのが特徴で、地元ではバシャギン(芭蕉衣)とも呼ばれています。

無地・縞・絣のものが多く、夏物の着尺地や座布団地・蚊帳などに用いられ、地の荒いものは良質の襖張り(ふすまはり)として利用されます。

かつては、薩摩藩への献上品・交易品としての役割を担った奄美の芭蕉布は、大正頃までは木綿と匹敵するくらい着用されていましたが、洋服の普及にともない、手間のかかる芭蕉布は、ほとんど作られないようになってしまいました。

後に、沖永良部芭蕉布の代表作家である長谷川千代子が、私財を投じて沖縄県の芭蕉布の重要無形文化財技術保持者(いわゆる人間国宝)である平良敏子に弟子入りし技術を学び、沖永良部でも再生されるようになったのです。

現在は、途絶えつつある伝統技術を再生するべく、奄美大島で少しずつ取り組む人がでてきていますが、技術者の高齢化や継承者不足という問題は解消されていません。

そのため、1日に織れるのは、わずか15㎝ほどで、一反を織るのに1年～1年半ほどかかる芭蕉布は、とても希少な織物なのです。

着ない着物は売って必要なときはレンタル！

着物の買取先を探している人のなかには「着物の保管が大変だから売るけれど、着物は好きだから必要な時にはレンタルしたいな」という人もいますよね。

そんな人のために、鹿児島県のレンタルショップも調べてみたので、レンタルしているところを探す時の参考にしてください。

鹿児島県で着物のレンタルができるおすすめショップ

自分で着れると着物ライフが楽しくなる

着物を自分で着れるようになりたいという人のために、着付を習えるところを調べてみたので、着付け教室を探す時の参考にしてください。

鹿児島県で着付けを習えるところ

まとめ

鹿児島県には、持込買取に対応しているお店がいくつかありますが、着物専門に買取しているところはほとんどありません。

持込買取は目の前で査定してもらえ、査定士の顔が見えるという点で安心感があり、家の近くにあれば手軽に利用できるので便利だと思います。

しかし、着物は古くても価値の高いものもあり、鹿児島県には希少な織物もたくさんあるので、処分しようと思っている着物が、実はとても希少な織物だということもあるのです。

きちんと判断できるところに依頼しないと、損をするだけでなく、後悔することにも…

専門の査定士がいる着物買取店であれば、高額なものをきちんと判断できますし、査定額が低いとしてもその理由をきちんと説明してもらえます。

もちろん、思いがけない高額査定がでることもあるので、せっかくなら安心できる着物買取業者に申し込むようにしてください。