宮城県で着物を売るならどこがいい？おすすめの着物買取店20社を紹介！

2021年5月22日

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宮城県で着物を売りたいけれど、住まいが宮城県の大都市ではないという人もいますよね。

この記事では仙台市だけでなく、宮城県全域の安心で簡単に着物の買取をお願いできる業者を紹介します。

大事にしてきた着物を、少しでも高く買取してもらうために、高価買取が可能な会社をピックアップしたので、宮城県で着物買取業者をすときの参考にしてください。

宮城県の着物買取店は？

この章で紹介する5社は、出張買取・宅配買取といった方法で、宮城県全域に対応している買取業者を紹介しています。

少しでも高く売りたい、持込できるところが近くにないという人におすすめです。

全国展開しているおすすめの着物買取業者

着物買取対象エリア情報

地域に根ざした着物買取店はここ！持込買取もできる買取店

ここで紹介するのは宮城県に店舗があり、持込買取に対応している買取店です。

宮城県で、持込買取に対応している多くが、質屋やリサイクルショップですが、着物の買取も積極的に行っています。

しかし、質屋やリサイクルショップに持込んで買取してもらう場合、シミや汚れの少ないすぐに着れる状態のものでないと買取してもらうのは難しいです。

持込買取しているところも気になる人は参考にしてください。

宮城県の代表的な織物＆伝統的工芸品

宮城県を代表する織物や伝統的工芸品を紹介しています。

しまってあった着物が実は代表的な織物だったりするかもしれないので、どんな織物なのか参考に読んでみてください。

仙台平(精好仙台平)

引用元：http://kusagusa.cocolog-nifty.com/dairy/2018/07/post-c074.html

仙台平とは、江戸時代から明治時代にかけて、最高級袴地として知られた絹織物のことで、
皇室・将軍家に献上されるほどの上質な袴地です。

現在では、合資会社仙台平だけが制作しています。

仙台平のなかでも「精好仙台平(せいごうせんだいひら)」は、特に精巧に織られたもののことを指し、1956年(昭和31年)に精好仙台平の技術が国の重要無形文化財に指定され、技術保持者(いわゆる人間国宝)に、甲田榮佑が指定されました。

1970年(昭和45年)に甲田榮佑が亡くなった後は、息子の甲田綏郎(こうだよしお)が技術を継承し、2002年(平成14年)に技術保持者に指定され、親子二代に渡り人間国宝に指定されています。

仙台平は、紺地に茶やグレーの縞柄が多く、織り上げられた生地は、張りがあるのに固くない独特のしなやかな風合いが特徴です。

栗駒正藍染

引用元：https://www.pref.miyagi.jp/site/kurihara-saightseeing/kougeihin.html

常、藍の発酵は、藍甕に火を入れ温める、人工加温によって行われるので、1年を通して染色することができますが、栗駒正藍染は5月頃からの気温の上昇を利用して、木桶で自然発酵させた藍で染色されています。

この染色技法を「正藍冷染(しょうあいひやしぞめ)」といい、奈良時代から栗駒市の千葉家で代々受け継がれてきた技法です。

1955年(昭和30年)には、千葉家に嫁ぎ姑から受け継いだ千葉あやのが、正藍染の重要無形文化財技術保持者いわゆる人間国宝に認定されました。

この時に、冷して発酵させるわけではないのに冷染めは不適当ということから、栗駒正藍染とよばれるようになったのです。

姑から千葉あやのに受け継がれた正藍冷染の技術は、娘のよしのに受け継がれ、さらに息子の嫁のまつ江に受け継がれ、今でも千葉家に受け継がれています。

正藍冷染は、自然発酵ということもありますが、原料となる麻と藍の種まきから栽培・糸作り・藍建て・織・染までを一貫して1人で行われるため、とても希少な藍染といえます。

白石紙布＆白石紙子

引用元：https://kotobank.jp/word/%E7%B4%99%E5%B8%83-523113

白石紙布(しろいししふ)とは、白石市で制作されている和紙を断ち、こより状の糸にしたもので織った布のこと。

白石紙子(紙衣とも書き、かみこと読む)は、紙のまま衣類として仕立てられたもののことです。

白石の和紙が製造され始めた時期は定かではありませんが、仙台藩の藩祖・伊達政宗が早くから楮(こうぞ)の植え付けと、紙の生産を奨励したことで、製糸業がおこり、白石周辺でも紙が作られるようになったようです。

白石周辺で作られる紙は、生産量が多いうえに、最良の品質ということもあり、全国的にも評価が高く、伊達家から幕府への献上品としても上納されていました。

紙布は希少な高級品とされ、紙子は普及品として広がっていき、軽くて肌触りの良く涼しい白石紙布は、夏着物や帯・裃(かみしも)・装飾品などが作られていたのです。

しかし、武家の間だけで用いられていた紙布は、明治維新以降一度途絶え、後に佐藤忠太郎・片岡信光・遠藤忠雄らの研究によって復活し、戦時中には繊維不足を補うために利用されていました。

1949年(昭和24年)に、繊維の代用品のイメージが強かった紙布は、またも製造中止となりましたが、1975年(昭和50年)に遠藤忠雄の妻・まし子が再び復活させ、現在も作られています。

ただし、紙布の制作には手間がかかるため、現在は受注製産しかしていないので、今では店頭に並ぶことのない希少な織物なのです。

引用元：http://tetotetote-sendai.jp/shiroishiwashi/magokoro.html

仙台箪笥

引用元：https://www.sendaitansu.jp/SHOP/kc19.html

仙台箪笥とは、江戸時代末期から欅(けやき)や栗の木を材料に、宮城県の仙台で作られている箪笥のことです。

仙台箪笥のルーツは、伊達政宗が青葉城を築城する際、大工の棟梁によって作られた、建具の一部といわれていて、箪笥1棹に平均100～200個の金具がついていたとか・・・

仙台箪笥は「指物(さしもの)」「塗」「金具」の3つの技が一体となって完成するもので、丈夫なこともあり、当時は武士が刀や羽織袴を仕舞う目的で作られていました。

そのため、刀の入る大きさで、巾4尺(およそ120センチ)・高さ3尺3寸(およそ100センチ)に作られていた仙台箪笥は、武士が使っていたことから「野郎型」といわれていたのです。

当時は、修理しながら使い続けられていたので、古いものでは100年以上も昔のものが今でも残っていて、古い仙台箪笥は、アンティーク家具としてとても人気が高いです。

そんな仙台箪笥は、2016年(平成27年)に、経済産業大臣の認定する、国の伝統的工芸品に指定されています。

着ない着物は売って必要なときはレンタル！

着物の買取先を探している人のなかには「着物の保管が大変だから売るけれど、着物は好きだから必要な時にはレンタルしたいな」という人もいますよね。

そんな人のために、宮城県のレンタルショップも調べてみたので、レンタルしているところを探す時の参考にしてください。

宮城県で着物のレンタルができるおすすめショップ

自分で着れると着物ライフが楽しくなる

着物を自分で着れるようになりたいという人のために、着付を習えるところを調べてみたので、着付け教室を探す時の参考にしてください。

宮城県で着付けを習えるところ

まとめ

宮城県には、着物の持込買取に対応しているところがいくつかありますが、仙台市に集中しているので、その他の地域に住んでいる人にとっては不便です。

着物は意外と重く持ち運ぶのが大変なうえに、持ち運んでいる途中で汚れないか心配ですよね。

この記事で紹介した、出張買取や宅配買取で宮城県全域に対応している買取業者に依頼すれば、着物を持ち運ぶことなく買取してもらえます。

また、専門の査定士に査定をしてもらえるので、価値のある着物をしっかり見極めて、高額買取もしてくれるので、上手に利用して、大事にしてきた着物を売るといいですね。